最近は、だいたい月1回更新...


by ai-arc
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祖母...

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あんまり、ブログに書くようなことではないけれど、忘れないために。。。

2011年1月16日午後11時45分
地元が大雪に見舞われた深夜、祖母(母方)が自宅で亡くなりました。
老衰だったそうです。
93年の長い人生に幕を下ろしました。






亡くなる直前、母が祖母の横に付き添っていました。
だんだん呼吸が浅くなり、大きく息をしたと思ったら
それを最後に、息を引き取ったそうです。



子供の頃、両親が共働きだったこともあり
結構祖母に面倒見てもらってました。
赤ちゃんの頃は、よくおんぶされてたらしいです。
あの頃は、凄く元気というかすぐ怒る怖い婆ちゃんでした。

そんな祖母も僕が大学に入る頃にはすっかり穏やかになり。
大学に入学し実家を出てからは、年に2、3回くらいしか会わなくなりました。

学校を卒業し、僕が働く頃になると祖母もすっかり小さく感じ、
年のせいもあり少しボケ始め、
年に数回実家に帰る僕のこともよくわからなくなっていました。
ただ、まだまだ元気だと思っていたのに。。。

昨年末頃、母からあまり食事も食べなくなりすっかり弱ってきていると連絡がありました。
だから、心づもりだけはしとくようにと。

そんな電話から2週間ほどして、とうとう逝ってしまいました。
まさかこんなに早く逝ってしまうとは思ってもみませんでした。
こんなことなら、年末年始ちゃんと帰っておけば良かったと。。。
結局、僕が祖母にあったのは昨年の夏が最後となりました。

1/18(火)の通夜のため、昼頃実家に到着しました。
両親はちょうど用事で出かけ、母の姉(祖母の娘)と旦那さんが留守番をしていてくれました。
ちょうど葬儀屋が遺体の処置を終えて帰ったところだった。
顔の上にかけられた白い布をとると、奇麗に化粧され安らかに眠る祖母。
まるで、別人というか死んでいるのが嘘のような顔してました。

夕方、自宅から葬儀を行うセレモニーホールへ運ぶ時、祖母の遺体に触れました。
当たり前のことだけど、凄く冷たかった。。。

通夜には祖母の兄弟や娘、孫が集まりました。
久しぶりに会う従兄弟やほとんど会ったことの無い親戚の方々。
亡くなったとはいえ、93歳まで生きた祖母に
皆、良く生きたと色々と思い出話をしていました。
まだ、涙はありません。。。

通夜を終え、遺族控え室で一晩祖母と過ごします。

1/19(木)告別式
朝目覚めてから、式が始まる午後1時まで凄く長く感じました。
葬儀は至って普通に進みます。
お経を読みお焼香をしました。

そして、出棺です。
祭壇に供えられていた沢山の奇麗な花を棺一杯に入れてあげます。。。
蓋をする瞬間、自然と涙が込み上げてきました。
祖母の実の娘3人も泣いていました。
霊柩車に入れられ、火葬場へ向かいます。

この日は、前日が友引だったこともあり市の火葬場は凄くこんでいました。
炉に入れる前に最後のお別れです。
これで、本当に最後です。
1時間後には、この祖母の身体が亡くなってしまっているんだと考えると
寂しくもあり、それ以上に不思議な気持ちでした。

いつもこの瞬間、人間の「死」とは何なんだろうと意識させられます。
そこまで冷静でもない訳ですが。
当たり前ですが、誰でもいつかは死にます。
ただ、一生懸命生きた人間が最後には焼かれて骨なってしまう。
儚いというか、とても不思議な感覚です。

骨になった祖母。
骨壺におさめられます。
各地の風習にもよるかと思いますが、地元では全部の骨を骨壺に入れません。
専門の人が残った骨の各部を見繕い、取り上げます。
そして、遺族が順番にその人に渡される骨を2人でおさめて行きます。
足から順に入れ、最後に頭部の骨の一部を納めます。
こうすることで再び人間の身体を形づくるとのことです。
残りは、市の規定にそって処理されるとのこと。
仕方が無いとは言え、それもかなり不思議です。

マイクロバスに乗って引き上げます。
葬儀の会場はすっかり片付けられてました。
初七日法要をし、精進落としで食事をし全て終了しました。
親戚の皆さんをお見送りし、自宅に帰りました。

葬儀の段取りをした両親(特に母)はとても疲れたことだと思います。
警察官の弟は翌日には仕事ということで、夜9時前には郡上へと帰って行きました。

その日の夜はなかなか眠れず。
色々思い出すと、また涙が。
そして、1/20(木)は墓参りをし新幹線に乗って東京に戻ってきました。
夕方の帰りの新幹線、外の夕日を見ながらまた色々考えていると
また何かこみ上げるものがありました。
それくらい、幼い頃祖母の愛情を注がれていたのだと思います。
当時はそれを実感することは無かった訳ですが。
そして何もしてあげられなかったことを後悔しています。

実家から帰る前、ふと思い立ってワンピース16巻を読みました。

「人はいつ死ぬと思う?」
「人に忘れられたときさ...」

そんなセリフが書かれていました。
そうかも知れません。
いつまでも祖母は僕の記憶の中で生き続けます。。。

長々と書いてしまいました。
まだ寂しい気持ちは抜けません。
が、明日から元気に生きたいと思います。
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by ai-arc | 2011-01-21 23:30 | 平穏な日々